「生きた」キーワードに絞り込もう
商品やサービスをWeb上で告知したいとき、重要な位置を占めるのが、どのようなキーワードと関連づけるかです。死語のような言葉だったり、ほかの類似語の利用頻度が高かったりすると、そのキーワード自体が検索されにくいからです。
そんな落とし穴にはまってしまわないために、Webマーケティングを詳しく解説するサイト「デジタルマーケティングラボ」の著者であり、マーケティング会社マクロミルに勤める広瀬信輔さんが考える指針をご紹介しましょう。
広瀬さんによると、SEOキーワード選定には「4つの視点」が必要だといいます。
1つ目が「売り上げに結びつくキーワードであるかどうか(アクセスの質)」。2つ目は「実際に検索されているか(アクセスの量)」。3つ目が「他に言い換えられるキーワードはないか(キーワードの幅)」。4つ目が「上位表示させることが現実的に可能か(競合性)」となります。
「使える」キーワードを探そう
では、実際に、どのようにしてキーワードを探したらいいのでしょう?
広瀬さんがオススメするのは、Webツールやリスティング広告データを活用すること。
1つ目の視点である「売り上げに結びつくキーワードであるかどうか(アクセスの質)」を例に挙げると、
1.「リスティング広告」で使用されているもの
2.「アクセス解析」で検索件数が多いもの
3. 競合が対策しているもの
4. 自社サービスに関する知識・勘、自社顧客のイメージ
などです。
また、SEOツールを使ってキーワード出現頻度を調べるなども行うとより、探しやすいと言います。
キーワードを「適正化」しよう
次に大切なのは、これらのキーワードを、重要なタグに埋め込む作業。検索ロボットは、HTML文をあたかも作文のように読んでいく傾向があるといわれていますので、メリハリのある内容に仕上げる必要があります。
具体的には、タイトルを表す<titile>、見出しの代わりとなる<h1>(必要によりh2、h3)、コンテンツを記述する<p>などが重要となります。また、見た目としてはページの上部に置きたいが、検索ロボットには重要だと判断されたくない画像や誘導リンクが合った場合、CSSを効果的に活用すればHTML文の下部に配置することが可能なのだとか。
このように、デジタルマーケティングラボでは、SEO対策に関する詳細なテクニックを解説しています。前述した「キーワード選定の4つの視点」についても詳しく掲載されていますので、SEO対策にお悩みの場合はぜひチェックされてみてはいかがでしょうか。 → SEOキーワードの選定方法|デジタルマーケティングラボ(DML)